「ジャンプフェスタ2027」ステージ出演34作品が出そろった! ONE PIECEからこち亀まで、ジャンプ50年分のオールスターが幕張に並ぶ

集英社が主催する「ジャンプフェスタ2027」のステージプログラムが発表され、登場する34作品のラインナップが明らかになりました。開催は2026年12月19日(土)と20日(日)の2日間、会場は幕張メッセ 国際展示場です。

名前が並んだのは『ONE PIECE』『NARUTO-ナルト-』『ハイキュー!!』『鬼滅の刃』『呪術廻戦』といった看板作から、この1年で一気に読者を増やした『カグラバチ』『ふつうの軽音部』まで。ステージは会場の2本に配信専用の1本が加わり、今年は3本立てになりました。

34作品というのは、発表文をそのまま読むだけでは全体像がつかみにくい数です。どの作品がどのステージに立つのか、どの雑誌から何作出ているのか。全部を一覧に落として眺めてみたら、1976年に連載が始まった『こち亀』から2023年スタートの『カグラバチ』まで、ジャンプ50年分がまとめて幕張に集まる2日間だということが見えてきました。

目次

そもそも「ジャンプフェスタ」は何をするイベントなのか

ジャンプフェスタは「週刊少年ジャンプ」「少年ジャンプ+」「Vジャンプ」「ジャンプSQ.」「最強ジャンプ」の5媒体が合同で開く大型イベントです。1999年に始まり、直近の開催では来場者が12万人を超えました。入場は無料ですが事前応募による招待制で、当選しなければ会場には入れません。

会場でできることは大きく3つに分かれます。声優や作者が登壇するステージプログラム、限定グッズを扱う「JF公式ショップ」、そして原画やサイン色紙が並ぶ「ジャンプ原画ワールド」です。今回はここに休憩エリア「JFプレミアムラウンジ」が新設され、菓子とドリンク、無料のWi-Fiと充電が使えるようになります。

ただしラウンジを使えるのは、WJ年間購入証明カード(ジャンプマスターリーダーカード)の取得者と、2026年7月の「ジャンプビクトリーカーニバル2026」で配られた「ジャンプビクトリーパスポート2026」の所持者に限られます。雑誌を買い続けている読者を優遇する設計が、はっきり形になった格好です。

ステージは3本立て、今年から配信専用の枠が加わった

ステージプログラムは「ジャンプスーパーステージ」と「ジャンプスタジオ」の2本に、新設の「ジャンプステーションオンライン」が加わりました。34作品はこの3つに振り分けられ、いずれもYouTube公式「ジャンプチャンネル」でライブ配信されます。会場に入れなかった人も当日の中継で追える建て付けです。

ジャンプスーパーステージ(15作品)

最大規模のステージには15作品が立ちます。「週刊少年ジャンプ」からは『ONE PIECE』『NARUTO-ナルト-』『ハイキュー!!』『僕のヒーローアカデミア』『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『SAKAMOTO DAYS』『あかね噺』『カグラバチ』の9作品。「少年ジャンプ+」からは『忘却バッテリー』『SPY×FAMILY』『ダンダダン』『チェンソーマン』の4作品、「ジャンプSQ.」からは『新テニスの王子様』『ワールドトリガー』の2作品です。

このうち『ONE PIECE』は2026年の世界人気投票、『SAKAMOTO DAYS』は初の原画展と、この1年でも作品単位の大型企画が続いた2作でした。

ジャンプスタジオ(10作品)

2つめのステージは10作品です。「週刊少年ジャンプ」から『BLEACH』『家庭教師ヒットマンREBORN!』『マッシュル-MASHLE-』『ウィッチウォッチ』『鵺の陰陽師』の5作品、「少年ジャンプ+」から『怪獣8号』『幼稚園WARS』『ふつうの軽音部』の3作品、「ジャンプSQ.」から『ダークギャザリング』『ファントムバスターズ』の2作品が登壇します。

『ファントムバスターズ』は2026年9月にTVアニメ化が発表されたばかりで、放送は2027年。『幼稚園WARS』も2027年春の放送が決まっており、アニメを控えた作品がこのステージに集まりました。

ジャンプステーションオンライン(9作品・新設)

今回加わった配信専用ステージには9作品が並びます。「週刊少年ジャンプ」から『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『ブラッククローバー』『夜桜さんちの大作戦』『高校生家族』の4作品、「少年ジャンプ+」から『魔都精兵のスレイブ』『マリッジトキシン』の2作品、「ジャンプSQ.」から『Mr.Clice』『戦奏教室』『極楽街』の3作品です。

会場のホールを押さえずに枠を増やせるのが配信ステージの利点で、結果として出演作が9作品ぶん増えました。連載50年を迎えた『こち亀』や、アニメ化前の連載中作品にまで登壇の機会が回ってきたのは、この新設枠があってこそという面があります。

ステージ出演34作品の一覧【ステージ・媒体別】

発表されたステージプログラムの34作品を、ステージごと・掲載媒体ごとに並べ直しました。作品名は発表時の表記に合わせています。

スクロールできます
No.作品名掲載媒体ステージ
1『ONE PIECE』週刊少年ジャンプジャンプスーパーステージ
2『NARUTO-ナルト-』週刊少年ジャンプジャンプスーパーステージ
3『ハイキュー!!』週刊少年ジャンプジャンプスーパーステージ
4『僕のヒーローアカデミア』週刊少年ジャンプジャンプスーパーステージ
5『鬼滅の刃』週刊少年ジャンプジャンプスーパーステージ
6『呪術廻戦』週刊少年ジャンプジャンプスーパーステージ
7『SAKAMOTO DAYS』週刊少年ジャンプジャンプスーパーステージ
8『あかね噺』週刊少年ジャンプジャンプスーパーステージ
9『カグラバチ』週刊少年ジャンプジャンプスーパーステージ
10『忘却バッテリー』少年ジャンプ+ジャンプスーパーステージ
11『SPY×FAMILY』少年ジャンプ+ジャンプスーパーステージ
12『ダンダダン』少年ジャンプ+ジャンプスーパーステージ
13『チェンソーマン』少年ジャンプ+ジャンプスーパーステージ
14『新テニスの王子様』ジャンプSQ.ジャンプスーパーステージ
15『ワールドトリガー』ジャンプSQ.ジャンプスーパーステージ
16『BLEACH』週刊少年ジャンプジャンプスタジオ
17『家庭教師ヒットマンREBORN!』週刊少年ジャンプジャンプスタジオ
18『マッシュル-MASHLE-』週刊少年ジャンプジャンプスタジオ
19『ウィッチウォッチ』週刊少年ジャンプジャンプスタジオ
20『鵺の陰陽師』週刊少年ジャンプジャンプスタジオ
21『怪獣8号』少年ジャンプ+ジャンプスタジオ
22『幼稚園WARS』少年ジャンプ+ジャンプスタジオ
23『ふつうの軽音部』少年ジャンプ+ジャンプスタジオ
24『ダークギャザリング』ジャンプSQ.ジャンプスタジオ
25『ファントムバスターズ』ジャンプSQ.ジャンプスタジオ
26『こちら葛飾区亀有公園前派出所』週刊少年ジャンプジャンプステーションオンライン
27『ブラッククローバー』週刊少年ジャンプジャンプステーションオンライン
28『夜桜さんちの大作戦』週刊少年ジャンプジャンプステーションオンライン
29『高校生家族』週刊少年ジャンプジャンプステーションオンライン
30『魔都精兵のスレイブ』少年ジャンプ+ジャンプステーションオンライン
31『マリッジトキシン』少年ジャンプ+ジャンプステーションオンライン
32『Mr.Clice』ジャンプSQ.ジャンプステーションオンライン
33『戦奏教室』ジャンプSQ.ジャンプステーションオンライン
34『極楽街』ジャンプSQ.ジャンプステーションオンライン

34作品を並べて見えた3つのこと

一覧にすると、出演作の選び方に一貫した方針が見えてきます。気になった3点を順に見ていきます。

「少年ジャンプ+」が9作品で、全体の4分の1を超えた

媒体別に数えると「週刊少年ジャンプ」が18作品、「少年ジャンプ+」が9作品、「ジャンプSQ.」が7作品という内訳になります。Web連載の「少年ジャンプ+」が全体の4分の1を超え、紙の月刊誌「ジャンプSQ.」を上回りました。『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』『ダンダダン』『怪獣8号』といったアニメ化済みの看板作が並ぶだけでなく、『ふつうの軽音部』『マリッジトキシン』のような比較的新しい作品も枠を取っています。

アプリ発の作品が会場の大型ステージに何本立てるかは、その媒体がどれだけ主力として扱われているかの分かりやすい目安になります。9作品というのは、もう「+も出ている」という規模ではありません。

完結から10年以上たった作品も、現役のまま呼ばれている

34作品のうち11作品は、すでに連載を終えた作品です。『家庭教師ヒットマンREBORN!』は2012年、『NARUTO-ナルト-』は2014年、『BLEACH』と『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は2016年に完結しました。『鬼滅の刃』『ハイキュー!!』は2020年、『僕のヒーローアカデミア』は2024年に完結。『呪術廻戦』は全30巻、『マッシュル-MASHLE-』は全18巻、『夜桜さんちの大作戦』は全29巻でそれぞれ物語を締めています。

直近では『新テニスの王子様』が2026年8月4日発売の「ジャンプSQ.」9月号で完結し、最終48巻が9月4日に発売されました。シリーズ約27年に区切りがついた直後の登壇になります。

完結から10年以上たった作品がステージに立てるのは、連載が終わったあともアニメやゲーム、舞台、グッズが動き続けているからです。ジャンプフェスタのステージはいま連載中の作品を並べる場ではなく、いまも読者と接点を持ち続けている作品を集める場として組まれています。3作に1作が完結作という構成は、作品が終わってからも届け続ける仕組みが働いている証拠でもあります。

「Vジャンプ」「最強ジャンプ」の作品は今回の発表に入っていない

5媒体が合同で主催するイベントですが、今回発表された34作品の内訳は「週刊少年ジャンプ」「少年ジャンプ+」「ジャンプSQ.」の3媒体に収まっています。ゲーム情報を扱う「Vジャンプ」と、小学生向けの「最強ジャンプ」からステージ作品として名前が挙がったものはありませんでした。両媒体が扱うゲームやホビーの企画がどう並ぶのかは、今後の発表を待つことになります。

ラインナップが出たところで、当日までに読み返しておきたい作品も出てきます。今回の34作品から、主なタイトルの全巻セットは次のリンクから探せます。

入場は無料、ただし応募は3段階ある

ジャンプフェスタ2027は入場無料ですが、事前応募・招待制です。しかも応募が3段階に分かれているので、日程を押さえておかないと順番に乗り遅れます。どの応募も「ジャンプNAVI」アプリのインストールと会員登録が前提になります。

最初に動くのは、デジタル版定期購読者とWJ年間購入証明カード取得者に限定された入場チケットの応募です。受付は2026年10月19日(月)10時から10月26日(月)17時59分まで、当落発表は11月2日(月)9時30分の予定です。

一般向けの「入場チケット応募」は11月2日(月)10時から11月16日(月)17時59分まで。当落発表は11月24日(火)9時30分の予定です。ここで当選すると、ステージ観覧やグッズ購入に必要な「事前抽選チケット応募」に進めます。こちらは11月24日(火)10時から11月30日(月)17時59分まで、当落発表は12月11日(金)9時30分の予定となっています。

会場は幕張メッセ 国際展示場の展示ホール1〜9・11、時間は両日とも9時から17時(最終入場16時30分)です。応募方法の細かい条件は公式サイトで確認できます。

当選発表までの2か月を、原作の読み返しに使う

入場チケットの当落が出るのは11月24日、ステージ観覧の当落は12月11日です。応募してから当日までに、2か月近い待ち時間があります。この期間は、登壇作品を読み返すのにちょうどいい長さです。

特に完結作は、最終巻まで一気に通して読める強みがあります。『NARUTO-ナルト-』や『BLEACH』のように10年以上前に完結した作品も、ステージで新情報が出れば話題は一気に戻ってきます。当日のライブ配信をより楽しむための下準備として、気になった作品から手に取ってみるのもよさそうです。

12月のジャンプフェスタの熱を、自施設の12月に持ち込む

12月19日と20日は、多くの施設にとって年末の書き入れ時と重なります。幕張に行けるのは招待制の当選者だけですが、ステージは全作品がYouTubeでライブ配信され、SNSでは登壇作品の名前が2日間ずっと流れ続けます。会場の外側にいる人のほうが、はるかに多いわけです。

その熱は、待ち時間のある施設ほど拾いやすくなります。温浴施設の休憩スペース、ホテルのラウンジ、賃貸物件の共用部。話題になっている作品がそこに並んでいれば、配信を見た人が「ちょうど置いてある」という理由だけで手を伸ばします。12月の話題作を追いかけて仕入れるのではなく、12月に話題が来ると分かっている棚を先に作っておくという考え方です。

スマートコミックは、法人・店舗向けにマンガコーナーをまとめて用意できるレンタルサービスです。作品の入れ替えにも対応しているので、時期や話題に合わせた棚づくりがしやすくなっています。料金プランと導入事例は以下からご覧いただけます。

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