【3,000冊】新設ラウンジでマンガ空間によるファミリー層の宿泊体験・滞在価値向上を実現

グランドメルキュール八ヶ岳リゾート＆スパ 様

グランドメルキュール八ヶ岳リゾート＆スパは、雄大な八ヶ岳の大自然に囲まれた高原リゾートホテルです。富士山・南アルプスの絶景を望む立地と充実した温泉・スパ施設で、ファミリーからカップルまで幅広いお客様に愛されています。2025年6月7日にOPENされた「森のラウンジ」において、Smart Comicによるマンガコーナー3,000冊を導入していただきました。こちらの「森のラウンジ」は、もとは大宴会場だった広いスペースに、富士山を眺めながらくつろげる席や様々なボードゲーム、輪投げや野球盤などみんなで遊べるアイテム、さらにビールやワイン、お菓子やソフトドリンクが飲み放題になっているなど、ご家族どの年代の方でも自由に楽しめる魅力的な空間になっておりました。今回は、リゾートホテルならではのマンガコーナー導入経緯についてお話を伺いました。

ファミリー向けサービス強化の背景

― 森のラウンジにマンガコーナーを導入された背景について教えてください。

当ホテルは八ヶ岳の自然を活かしたリゾートホテルとして、ファミリーのお客様に多くご利用いただいています。キッズパーク「杜の8」や卓球、天体ドームなど様々な館内施設をご用意していますが、2025年6月に新設する「森のラウンジ」では、静かで落ち着いた空間でのくつろぎ体験を提供したいと考えていました。

「森のラウンジ」は畳敷きでゆったりと過ごせる和の空間として、ご家族みんなで読書を楽しめる場所を目指していました。当初は八ヶ岳関連の書籍を中心としたラウンジを計画していましたが、より幅広い年代の方に愛される空間にするために、マンガコーナーの併設を検討することになりました。

― マンガコーナーという発想はどこから生まれたのでしょうか？

実は、宴会場の一部をファミリー向けスペースに改装する企画が始まりでした。お子様連れのお客様がより快適に過ごせる空間を作りたいという想いから、様々なコンテンツを検討していく中で、マンガコーナーのアイデアが浮上しました。

リゾートホテルでは滞在時間が長いため、特に雨天時や夜間に館内で過ごす時間をいかに充実させるかが重要です。マンガであれば年齢を問わず楽しめますし、家族で一緒に読書体験を共有できるのではないかと考えました。

購入からレンタルへの方向転換

― 当初はマンガの購入を検討されていたとお聞きしましたが？

はい、最初は書籍と同様に購入する予定でした。しかし、検討を進める中で運用面の課題が見えてきました。

まず、どのようなタイトルを選定すれば良いのかという問題です。宿泊のお客様は年齢層が幅広く、お子様から大人まで満足していただけるラインナップを自分たちで選定するのは困難でした。また、人気作品の移り変わりが激しい中で、常に鮮度の高いコンテンツを維持するためには継続的な投資と管理が必要になります。

さらに、紛失や破損への対応、新刊の継続的な追加など、運用開始後の管理業務を考えると、本来のホスピタリティサービスに集中したい私たちにとって大きな負担になることが予想されました。

― そこでSmart Comicのサービスを知ったきっかけは？

マンガコーナーの運用について調べていく中で、レンタルサービスという選択肢があることを知りました。インターネットで検索したところ、Smart Comicさんが宿泊施設での導入実績も豊富で、特に管理面での手厚いサポートがあることを知り、詳しく話を聞いてみたいと思いました。

専門性と提案力に感銘

― 実際にSmart Comicの営業担当者とお話しされていかがでしたか？

非常に印象的だったのは、宿泊施設特有のニーズを深く理解されていることでした。「ファミリー向けリゾートホテル」「滞在時間が長い」「多世代利用」といった当ホテルの特徴を踏まえて、最適なマンガのジャンル構成を提案していただきました。

具体的には、お子様向けのマンガ、親御様も一緒に楽しめるファミリー向け作品、そして大人の方がリラックスタイムに読める上質な作品まで、バランス良く配置する提案をいただきました。

また、「新刊自動納品」と「定期交換サービス」により、常に新鮮なコンテンツを提供し続けられるという点も、リゾートホテルならではの高いサービス品質を維持する上で魅力的でした。

― 森のラウンジ内へのマンガコーナー設置について、具体的な提案内容を教えてください。

Smart Comicさんからは、マンガ3,000冊のレンタルに加えて、書籍・絵本についても販売で対応していただけるとのご提案をいただきました。特に書籍については、八ヶ岳に関連した内容を厳選して提案していただき、リゾートホテルの立地特性を活かした選書をしていただけるということでした。

また、お客様向けの検索システムの導入により、「○○というマンガはありますか？」といったお問い合わせにもスムーズに対応できるようになると説明いただき、ゲストサービスの向上にも繋がると感じました。

運用の手軽さと品質の両立が決め手

― 最終的にSmart Comicを選択された決め手は何でしたか？

大きく3つのポイントがありました。

1つ目は、専門性に基づく提案力です。9,000店舗以上の導入実績から得られたノウハウを活かして、当ホテルのような宿泊施設に最適化された提案をしていただけました。単にマンガを置くだけでなく、滞在体験の向上という観点からの提案だったのが印象的でした。

2つ目は、運用負担の軽減です。新刊の自動納品、定期交換、破損・紛失時の補償まで、すべて包括的にサポートしていただけるため、私たちは本来の業務に集中できます。特に宿泊施設では24時間営業のため、管理業務の負担軽減は非常に重要でした。

3つ目は、初期投資の抑制です。購入と比較して初期費用を大幅に抑えながら、3,000冊という充実したラインナップを実現できる点は、新しいサービスを試す上で非常に魅力的でした。

導入への期待と準備状況

― 6月のオープンに向けて、どのような効果を期待されていますか？

森のラウンジは6月7日のオープンに向けて現在準備を進めているところですが、いくつかの効果を期待しています。

まず、ご家族での滞在体験の向上です。特に小さなお子様連れのご家族にとって、静かな空間でゆっくりとマンガを楽しめる場所があることで、これまでとは違った過ごし方を提案できると考えています。従来のキッズパーク「杜の8」が活動的な遊び場であるのに対し、森のラウンジは落ち着いて読書を楽しむ空間として、異なる魅力を提供できるはずです。

また、天候に左右されない館内コンテンツとしても期待しています。八ヶ岳での滞在を楽しみにされているお客様にとって、雨天時でも充実した時間を過ごしていただける選択肢が増えることは大きなメリットだと思います。

※事例インタビュー時点ではオープン前。事例インタビュー記事公開時点では、森のラウンジはオープンしています。

― スタッフの皆様の準備状況はいかがですか？

Smart Comicさんによるマンガ3,000冊と八ヶ岳関連書籍・絵本の納品が非常にスムーズに行われ、オープン予定日に向けて着実に準備が整っています。納品作業も効率的に進めていただき、予定通りのスケジュールで設置が完了しました。

また、マンガの配置から検索システムの使い方まで詳しく説明していただいたので、スタッフも自信を持ってオープンを迎えられます。特に、お客様からのお問い合わせに対応するための検索システムの操作方法を習得できたことで、質の高いサービス提供ができると期待しています。

納品からシステム導入まで一括でサポートしていただけるため、私たちは本来の業務に集中しながら準備を進めることができ、非常に助かっています。

今後の展望について

― 今後の展望についてお聞かせください。

まずは現在の3,000冊のラインナップでお客様の反応を見ながら、定期的な交換サービスを活用してお客様のリクエストにお応えしていきたいと考えています。将来的には、季節やイベントに合わせた特集コーナーなども展開できればと思います。

宿泊施設へのメッセージ

― 最後に、宿泊施設の運営をされている皆様へのアドバイスをお願いします。

宿泊施設において、天候に左右されない館内コンテンツの充実は非常に重要だと思います。特にファミリー向けの施設では、お子様が楽しめるコンテンツがあるかどうかで滞在満足度が大きく変わります。

マンガコーナーは老若男女を問わず楽しめるコンテンツでありながら、導入・運用のハードルが低いのが魅力です。Smart Comicさんのサービスであれば、初期投資を抑えながら充実したマンガコーナーを実現できますし、何より運用の手間がかからないため、本来の業務に集中できます。

「リゾートホテルにマンガコーナー？」と最初は疑問に思われるかもしれませんが、実際に導入してみると、宿泊体験の質を高める重要な要素になることを実感しています。特に天候に左右されやすい立地の施設には、ぜひ検討していただきたいサービスです。

2025年6月7日オープンの「森のラウンジ」に設置したマンガコーナー（3,000冊）の写真