たつき諒の自費出版『天使の遺言』で明かされた2025年7月の真実!100万部突破の『私が見た未来 完全版』では書かれなかった内容とは?

【2025年7月5日まであとわずか!】商業出版では語れなかった「本当に伝えたかったこと」
2025年7月5日まで、残すところわずか10日。この緊迫した時期に、たつき諒が自費出版という形で世に問うた最新作『天使の遺言』。その表紙の帯には「『私が見た未来』の作者が、本当に伝えたかったこと」という言葉が刻まれている。
100万部を突破した『私が見た未来 完全版』の陰に隠された真実とは何か。なぜ今、自費出版という道を選んだのか。2025年7月の大災難を目前に控えた今、この本が明かす衝撃の内容をレビュー・検証していく。
『私が見た未来 完全版』についてのレビューも執筆しています。併せてご覧いただきたい。

今回の『天使の遺言』は、その完全版では語りきれなかった「本当の真実」を余すところなく記録した、まさに最後の証言となっている。
商業出版の制約から解放されたたつき諒が、売上を度外視して世に問う真実。そこには予言者としての使命感と、日本の未来への深い憂慮が込められている。
【ニセモノ騒動の全貌】『やりすぎ都市伝説』から始まった混乱と虚言の数々
物語は2020年、テレビ東京系列「やりすぎ都市伝説」での予期せぬ紹介から始まった。番組の最後に突然映し出された『私が見た未来』の表紙。これ以降、たつき諒の人生は大きく動く。
テレビの影響は絶大だった。放送後、甥や姪の子供たちからスマホの画面を見せられ、「こんなに騒がれているよ」と教えられる。中高生の間でも話題となり、ネット上では大きな騒ぎとなっていた。
そしてついに現れたのが「たつき諒」を名乗るニセモノだった。
ニセモノが流した主な虚言
- 阪神淡路大震災の予言(イラストのひび割れをでっち上げて説明)
- 富士山が8月に大噴火するという虚言
- 尾崎豊さんの死の予言(そのような夢は見ていない)
- ダイアナ妃の死の予言(死の予言はしていない)
- 「5の法則」なる独自理論(予言が外れた時の保険)
「断定的で、感情がない無機質な感じとか。男が思う『よそよそしい女言葉使い』。私なら、絶対にこんな話し方はしない」――たつき諒は明らかに男性が書いた偽の女性言葉を見抜いていた。
中古市場で数十万円の値がついていた絶版本。読者が中身を確認できないのを幸いと、ニセモノは次々と虚言を重ねていく。
【緊急出版の舞台裏】なりすまし男の暗躍と生原稿による本物の証明
転機となったのは、姉からの一本の電話だった。「あなたの本が出るって、広告が載ってるわよ」――ネットにあまり関心のなかったたつき諒は、初めて事態の深刻さを知る。
「やりすぎ都市伝説」のタレントを起用した広告。出版社はなりすまし男がたつき諒本人だと信じ、その「代理人」と称する人物と打ち合わせを重ねていた。絶版本の復刊という名目で、偽の『私が見た未来 完全版』が出版される寸前だった。
このことがきっかけで、自ら出版社に本物だと名乗り出る。しかし「私(本物)がたつき諒です」と名乗り出ても、マスメディア側には不信感があったという。本物である証明のため、たつき諒は二つの決定的証拠を提示した。
- ペンネームと本名の記載がある確定申告の書類
- 絶対的な証拠となる生原稿
その後、急ピッチで進められた真の『私が見た未来 完全版』の制作。しかし、この緊急出版には大きな制約があった。「出版社としては、売れる本を出したいわけですから」――商業出版の論理の中で、たつき諒は本当に伝えたいことを断念せざるを得ないこともあったよう。
【2025年7月の確信】東日本大震災との決定的な違いと新たな夢のビジョン
『完全版』の締切日だった2021年7月、たつき諒は再び決定的な夢を見る。
「そんなとき、『完全版』の締め切り日だった2021年7月、また夢を見ました。1999年の時と同じように、映画のタイトルのように大きく書かれた文字で、『本当の大災難は2025年7月』と。この時の夢も、2011年の時同様、ずっと見えていたのですが、前回同様『書け!!』とばかりに見せられた感じで、以前よりも『確信』して書けました」
この証言で最も注目すべきは「以前よりも確信して書けました」という表現だ。1999年の初回予言、2011年の東日本大震災を経て、予言者としての確信度が段階的に高まっていることを示している。単なる夢ではなく、「書け!!」という強い使命感に突き動かされた体験——それが2025年7月の予言です。
この瞬間、長年の謎が解けた。東日本大震災のとき感じていた違和感――「なんか夢と違う気がする」という感覚の正体が、ついに明らかになった。
東日本大震災との決定的な違い
- 季節感:夢の中のたつき諒は半袖の夏服を着ていた(東日本大震災は3月)
- 津波の規模:夢で見た津波の感じが東日本大震災とは異なる
- 震源の性質:フィリピン海の海底噴火による土砂の押し出し
「震源とされる噴火の場所は、盛り上がった噴火の影響で、海底の土砂が押し出されて、クレーターのように盛り上がって、沖縄や台湾、フィリピン辺りまでが巨大な波と土砂に押し出されて、地続きになるような感じに見えていた」
さらに神秘的な要素として、「雄と雌の2匹の白い龍が、震源地に向かっていく姿」も夢で見ていたという。これまで東日本大震災の予言とされてきた津波の夢は、実は2025年7月の大災難を指していたのではないかと最新書籍『天使の遺言』でも書かれている。
予言内容の詳細については、100万部突破!たつき諒『私が見た未来 完全版』を深堀り。2025年7月に起こる大災難の予言内容と予言漫画の正体とは?で解説しています。
「2011年の大災害」と「2025年7月の大災難」の違いについて、たつき諒は「人工物(ビルや埋め立て地など)による被害の差ではないか」と分析している。
【二つの未来】大災難後に待つ分岐点――荒廃か光輝く世界か
『私が見た未来 完全版』では光り輝く世界だけだったが、『天使の遺言』では、大災難後の日本について「正反対の二つの世界」のビジョンが見えたことを詳細に書いています。
一つ目は「争いと欲に満ちた荒廃した世界」。 荒れ地で銃を持ち、孤独に佇む人の姿。周りに残るのは欲の残骸だけ。殺戮や奪い合いに走った人の先に残ったのは、虚しさと後悔のみ。行く先もなく、生きるすべさえ分からない絶望の世界。
二つ目は「輝かしい未来・光り輝く愛の世界」。「戦争なんてただの人殺し。もう二度とごめんだ!」と言って、生き生きと働く人たちの姿。太陽が輝き、光の中で一生懸命に働いたり、仲良く食事をする普通の生活こそが幸せだと思える社会。みんなが助け合い、協力し合って、あらゆる物事がプラスの方向に進んでいる世界。
この二極化について、たつき諒は「悪い人はもっと悪く、良い人はいっそう良い人に」という印象的な言葉で表現している。大災難は単なる物理的破壊ではなく、人間の心と魂の進化を促す分岐点になるということだ。
さらに「きれいな水に沈んだ、明るい住宅街」の夢も見たという。これは多くの人々が災害に対する準備と対策を行っていることを示しており、たつき諒は「とてもうれしくなりました」と記している。
参考として挙げられているのが、映画『奇跡のリンゴ』のモデルとなった木村秋則さんの思想だ。「人や動物、自然を大切にして、緑の地球を取り戻すこと」「私たちは、自然によって生かされているのですから。感謝を忘れないでほしい」――このメッセージには、物質文明を超えた価値観への転換が込められている。
【自費出版という選択】売れる売れないを超えた純粋な使命感
なぜたつき諒は自費出版という道を選んだのか。その理由は明確だ。
「出版社の意向だったために、書けなかった、私にはとても重要だと思った情報や、出版後に感じて分かったことなどを、今回は自費出版という方向で、自分が納得できる形で残したい」
商業出版には避けられない制約がある。売れる本を作りたい出版社の意向と、本当に伝えたいメッセージとの間には、時として大きなギャップが生まれる。『完全版』制作時の「急ピッチでの作業で慌てて書かれた」状況や、「断る間もなく、茫然自失の状態で夢日記も公開された」という体験が、たつき諒に自費出版への決意を固めさせた。
「不本意な点もありました」――この率直な告白には、真実を伝えることへの純粋な使命感が表れている。
防災意識の向上について、たつき諒は一貫して訴え続ける。
「何百年や何千年に一度という大災害は、自分の生きている間に起こらないと油断している方が大半だと思います。でも、可能性は必ずあるのだから、用心しておくべきです」
東日本大震災でも、過去の教訓を記した石碑が残っていたにも関わらず軽視していた結果、「忘れた頃にやってきた」災害となった。もし事前に多くの人が災害を意識し、準備していたら、人的被害はもっと少なく済んだのではないか――その反省が、今回の警告に込められている。
「いざという時になって『やっておいてよかった』とは思っても『やりすぎた』と思うことはないはずですから」
この言葉には、売上を度外視してでも真実を伝えたいという、予言者としての覚悟が表れている。
【2025年7月5日を前に】私たちが今受け取るべきメッセージと備えの心
2025年7月5日まで、あと9日。『天使の遺言』が私たちに問いかけるのは、予言の真偽を超えた本質的な問題だ。
たつき諒は最後にこう記している。「常に水の確保をしておくこと」――この具体的なアドバイスと共に、より重要なメッセージが込められている。
大災難をきっかけに起こる「心と魂の進化」。それは物質的な準備だけでなく、私たちの生き方そのものを見つめ直すことを意味している。「争いと欲」に満ちた世界か、「愛と協力」に満ちた世界か――その分岐点に、私たち一人ひとりが立っている。
『私が見た未来 完全版』が商業出版として100万部を突破したのに対し、『天使の遺言』は自費出版という形での発表となった。しかし、その価値は売上では測れない。ここには、一人の予言者が命をかけて伝えようとした真実が、制約なく、純粋な形で記録されている。
もし7月が何事もなく過ぎるなら、それは最良の結果だ。しかし、たつき諒が描く「心の時代」への移行は、災害の有無に関わらず、現代社会が直面している根本的課題を示している。
ニセモノの暗躍、商業主義の制約、そして真実を伝えることの困難――これらすべてを乗り越えて世に出た『天使の遺言』。それは予言書であると同時に、現代社会への深い洞察を含んだ貴重な記録でもある。
「どのように偽情報が出回るか、虚言が真実と受け取られるようになるか、その仕組みを学んだ」というたつき諒の言葉は、情報化社会を生きる私たちすべてへの警鐘でもある。
2025年7月を目前に控えた今、私たちに求められているのは、予言を盲信することでも全否定することでもない。一つの可能性として受け止め、自分なりの備えを行うこと。そして何より、「心と魂の進化」という視点から、自分自身の生き方を見つめ直すことではないだろうか。
【2025年7月5日まで10日】今からでも間に合う災害対策と心の準備
7月5日まで残り10日という緊迫した状況でも、今からできる備えは数多くある。『天使の遺言』でたつき諒が強調する「常に水の確保をしておくこと」を筆頭に、具体的な対策を整理してみたい。
【緊急物理対策】最低限の備蓄と安全確保
水の確保(最重要)
- 一人当たり1日3リットル×最低3日分の飲料水
- 生活用水(お風呂の残り湯を常に溜めておく)
食料・生活必需品
- 3日分の非常食(缶詰、レトルト食品、乾パンなど)
- 懐中電灯、電池、ラジオ、充電器、衛星通信サービス、携帯トイレ
- 救急医薬品、持病の薬
- 現金(停電時にATMが使えない可能性)
参考:自分に合った備蓄を調べてみよう | 東京備蓄ナビ
参考:iPhoneで衛星通信に接続する | Apple
避難準備
- 家族との連絡方法・集合場所の確認
- 避難経路の複数パターン把握
- 重要書類のコピー保管
- 非常用持ち出し袋の準備
参考:避難場所の確認と経路を調べる | 国土交通省国土地理院
【心の備え】たつき諒が示す精神的準備
『天使の遺言』で描かれた「二つの未来」を思い出してほしい。災害時こそ、その人の本質が現れる。
自然への感謝と謙虚さ たつき諒が参考として挙げる木村秋則さんの言葉「私たちは、自然によって生かされている」という意識を持つこと。災害は自然の力を改めて思い知らせる機会でもある。
助け合いの精神(「結」の実践) 日本古来の「結」の精神——隣近所で労働力を提供し、助け合う仲間たちの絆。現代でいえば、地域コミュニティとの関係性を見直し、いざという時の協力体制を確認しておく。
冷静な判断力の保持 ニセモノ騒動で学んだ教訓「ちゃんと調べなさいよ~」という姿勢。災害時にはデマや虚偽情報が飛び交いやすい。信頼できる情報源を事前に把握し、冷静に判断する準備を。
【情報リテラシー】真実を見抜く力
たつき諒自身が体験したニセモノ騒動は、現代社会の情報の在り方への警鐘でもある。
- 複数の情報源で確認する習慣
- 感情的になりすぎず、冷静に検証する姿勢
- 公式発表と個人の憶測を区別する能力
【長期的視点】災害後の「心の時代」への準備
もし大災難が現実となった場合、その後に待つのは物質的復興だけではない。たつき諒が予言する「心と魂の進化」——それは私たち一人ひとりの意識変革から始まる。
今から意識すべきこと
- 物質的豊かさよりも人間関係を重視する価値観
- 競争よりも協力を選ぶ生き方
- 自然との調和を大切にする暮らし方
- 感謝の気持ちを忘れない日常
「悪い人はもっと悪く、良い人はいっそう良い人に」——この分岐点で、どちらを選ぶかは今の心がけ次第だ。
【最後に】10日間でできる最も大切なこと
技術的な備えも重要だが、最も大切なのは心の準備かもしれない。たつき諒が「いざという時になって『やっておいてよかった』とは思っても『やりすぎた』と思うことはない」と語るように、できる限りの準備を行いつつ、結果は天に委ねる——そんな心のゆとりを持てる状態が良いのかもしれない。
残り10日。一日一つでも、今日からできることを始めてみてはいかがだろうか。