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TOP > スタッフブログ > 2022/12/05

男のロマン全部のせ! シリアスで硬派な重装歩兵戦記『redEyes』

皆さんは、さまざまな武装や特殊機能を組み込んだ人間サイズの強化装甲、いわゆるパワードスーツに魅力を感じるでしょうか? 漫画でいえば往年の名作『スプリガン』『覚悟のススメ』などがそんな要素を採用していましたが、作画コストが高いせいかあまり作品数は多くない印象です。

さて今回ご紹介したいのは男子必見! 高い画力と緻密な設定でパワードスーツの戦闘シーンを120%楽しめるアクション作品『redEyes』です。

練り込まれた世界観設定

舞台は現代より未来と思われる地球。人類はあいかわらず戦争を繰り返していましたが、現在と大きく違ったところがあります。かつての覇権国家(おそらく今のアメリカ)が打ち上げた高性能軍事衛星がコントロールを失ったまま宇宙を守っており、高高度を飛ぶミサイルや航空機は問答無用で衛星レーザーに焼かれてしまうのです。

そうした理由で、未来なのに戦いは原始的な地上戦がメイン。戦車や装甲車もありますが、あらゆる地形で活躍できる人間サイズのパワードスーツ「SAA」が戦場の花形になっています。

『ガンダム』も同じですが、わざわざ人型のマシーンで有視界戦闘をしなければならない理由が設定に練り込まれているから説得力がありますね。

主人公のグラハルト・ミルズ大尉は第1話からいきなりSAAに搭乗する最強のエース兵士として描かれ、精鋭の部下を引き連れて戦場を縦横無尽に駆け巡ります。しかし奮戦むなしく自国は隣国の侵略に敗れ、またミルズ自身も部下たちの裏切りによって「国を売った反逆者」に仕立てられ死刑宣告を受けました。

死刑執行の直前に脱獄し、元部下たちを探し出して復讐することを誓うミルズ。なぜ仲間は突然自分を裏切ったのか? 裏で糸を引いているのは誰なのか?

祖国は戦争に敗北しましたが、軍のトラックを襲って重火器とSAAを手に入れたミルズの新たな「戦争」が始まります……!

メカ×戦場×エースパイロット=無限のロマン!

こんな感じで幕を開ける『redEyes』。性根は心優しい青年ですが兵士としての才能がありすぎ、戦場でしか己を表現できない不器用な男・ミルズの果てしなき戦いが描かれます。

最初は個人的な復讐がミルズの目的でしたが、元部下たちを追って転戦するうちに状況が変わり、やがて敵国に占領された自国首都の奪還作戦、さらに世界を巻き込んだ陰謀に立ち向かう……といった具合にスケールが大きくなっていきます。

本作一番の見どころは、何といってもSAA(Special Assault Armor)を装着した兵士たちの熱いバトルでしょう。全身にマシンガンやミサイルなどの重火器を搭載でき、装甲とスピードでも通常兵器を圧倒する未来のパワードスーツです。

ガンダムでいうザクのような量産型が作中でも主流ですが、ミルズをはじめとした一部のエースが搭乗する機体がどれも個性的!

  • パワーが強すぎてミルズ以外は誰も使いこなせない超高性能の試作型SAA「MK-54」
  • 量産機として作られたが熟練の兵士が使えばエース機も倒せるSAA「ゼブラ」
  • 火力と装甲を犠牲にして極限までスピードを高めた特殊任務用SAA「コブラⅡ」
  • 銃が主力の戦場で日本刀をメインに戦う和風デザインのSAA「キシン(鬼神)」

敵味方ともハイスペックなエース機が一般兵を相手に無双し、またエース同士が互いの意地と命をかけて激突するシーンは読者の血をたぎらせます。

第2の見どころは、そんなSAAを身にまとって戦場に出るキャラクターたちの生き様・死に様でしょう。

荒々しい戦いぶりで敵味方から死神と呼ばれるミルズは、復讐心だけでなく「戦う意味を探す」ため過酷な戦場に身を置いています。ほかにも家族のため、私利私欲のため、主君への忠誠のため、平和な世界を作るため、祖先の野望を果たすため……どのキャラクターも必ず戦う理由を持っています。

主人公ミルズを筆頭に戦場で死体の山を築きながら、実は根っからの悪党キャラは意外に多くありません。むしろ人情にあふれた者たちでも殺し合いをしなければならないところに、戦争という行為の本質が見えるような気がします。

最初のうちはSAAがぶつかり合うド派手な戦闘シーンを楽しみ、何度も読み返すうちに「人間は何のために生きるのか?」「なぜ戦争は起きるのか?」といった深い部分に考えが及ぶ読者もいることでしょう。

架空の未来世界が舞台ですが、現代を生きる私たちにもさまざまな気づきを与えてくれるストーリー構成です。

物語はクライマックスへ!! 読むなら今がおすすめ

とても良質な戦場アクションなので、バトル描写が苦手でない人には広くおすすめしたい本作。

唯一の欠点は刊行ペースが遅いことですが、それでも2022年の時点で26巻まで発売されていて相当なボリュームです。物語はいよいよ最終局面に向かっており、まさに読み始めるなら最高のタイミングと言えるかもしれません。

メカやロボット作品が好きな人、『無双』系のゲームにハマった人、強い兵士の活躍に心惹かれる人、好きな機体は型番やスペック表まで知り尽くしたい人など、男子のロマンをとことん味わうなら『redEyes』がイチオシですよ!

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