『ホロライブ』も参戦! スーパー銭湯が“推しに会える場所”に――極楽湯・RAKU SPAの人気マンガ・アニメコラボ総まとめ
人気VTuberグループ『ホロライブ』と、スーパー銭湯チェーンの極楽湯・RAKU SPAグループのコラボレーションが、2026年8月6日から始まります。対象は全国11店舗。癒月ちょこさん・AZKiさん・桃鈴ねねさんの3人が登場し、描き下ろしイラストを使ったグッズや、メンバーをイメージしたコラボ風呂、コラボフードなどが展開されます。
癒月ちょこさんのムスクの香り「癒月ちょこの湯」、AZKiさんのワインの香り「AZKiの湯」、桃鈴ねねさんのグレープフルーツの香り「桃鈴ねねの湯」。3種類の香り風呂に、シールラリーや館内ミニ謎解き、スペシャルボイスの館内放送まで用意されるという力の入りようです。
実はいま、スーパー銭湯をはじめとする温浴施設は、人気マンガ・アニメIPコラボの“定番会場”になりつつあります。なぜ、お風呂とマンガ・アニメの相性はこれほど良いのでしょうか。極楽湯・RAKU SPAの近年の事例を振り返りながら、その理由を探ってみましょう。
温浴施設コラボは「体験まるごと」がおもしろい
温浴施設のコラボが他の業態と一線を画すのは、コラボの中身が驚くほど多層的なことです。多くの場合、以下のような要素がひとつのイベントにまとめて盛り込まれます。
まず目玉となるのが、キャラクターの香りやイメージを再現した「コラボ風呂」。そこに描き下ろしイラストのグッズ販売、作品世界を落とし込んだコラボメニュー、キャラクターボイスの館内放送、館内装飾やスタンプ・謎解きといった回遊イベントが重なります。入浴という日常の行為が、まるごと作品の世界観に包まれる体験に変わるのです。
温浴施設はもともと、数時間の滞在を前提とした“居場所”です。ひとつの空間にじっくり留まってもらえるからこそ、風呂・食事・グッズ・イベントを回遊しながら作品世界に没入してもらえる。ファンにとっては「推しに会いに行く一日」を丸ごと設計できる場所であり、この滞在型という性質こそが、温浴施設とIPコラボの相性の良さを支えています。
極楽湯・RAKU SPAで開催された人気作コラボ事例
極楽湯・RAKU SPAは、ここ数年で数々の人気タイトルのコラボを実現してきました。その多くが、原作マンガを持つ作品です。代表的な事例を見ていきましょう。
『鬼滅の刃』
温浴施設コラボの代表格ともいえるのが『鬼滅の刃』です。極楽湯・RAKU SPAでは複数回にわたってコラボが開催され、2025年8月には第4弾が実施されました。キャラクターをイメージしたコラボ風呂やメニュー、描き下ろしグッズ、館内放送や装飾まで、フルコースの内容が話題を集めています。原作は吾峠呼世晴さんによる全23巻(集英社)。社会現象を巻き起こした国民的作品です。
『呪術廻戦』
『呪術廻戦』も繰り返しコラボが行われてきた人気タイトルです。2024年11月には第2弾、そして2026年4月にはアニメ5周年に合わせた第3弾コラボキャンペーンが開催されました。作品の世界観やキャラクターを落とし込んだメニューと、描き下ろしイラストの限定グッズが展開されています。原作は芥見下々さん(集英社)による、ダークファンタジーの大ヒット作です。
『ダンジョン飯』
2025年2月には、九井諒子さんの『ダンジョン飯』(KADOKAWA)とのコラボが開催されました。“ダンジョンで魔物を食べる”という独特の世界観を持つ本作は、コラボメニューとの親和性が抜群。描き下ろしグッズやコラボ風呂とあわせ、食の描写が魅力の作品ならではの展開となりました。
『ダンダダン』
2025年秋には、龍幸伸さんの『ダンダダン』(集英社)もコラボに登場しました。オカルトと青春が疾走感たっぷりに交わる作品で、アニメ化を追い風に幅広い層から支持を集めています。描き下ろしイラストを使ったグッズやメニューが用意されました。
アニメ・ゲーム・VTuberへ広がるジャンル
コラボの対象は原作マンガのある作品にとどまりません。2025年秋には『デジモンアドベンチャー』、同年春にはスマートフォンゲーム『#コンパス2.0』とのコラボも実施されました。そして2026年8月には、冒頭で紹介した『ホロライブ』が加わります。マンガ・アニメを軸にしつつ、ゲームやVTuberまで、温浴施設コラボの裾野は着実に広がっているのです。
極楽湯・RAKU SPA 近年のコラボ事例まとめ
ここまで紹介した事例を、開催時期の新しい順に整理しました。人気ジャンルの移り変わりと、コラボが定番化している様子が見て取れます。
| No. | 作品名 | 時期 | ジャンル/原作 |
|---|---|---|---|
| 1 | ホロライブ | 2026年8月 | VTuber |
| 2 | 呪術廻戦(第3弾・5周年) | 2026年4月 | マンガ/芥見下々・集英社 |
| 3 | デジモンアドベンチャー | 2025年9〜10月 | アニメ |
| 4 | ダンダダン | 2025年9〜10月 | マンガ/龍幸伸・集英社 |
| 5 | 鬼滅の刃(第4弾) | 2025年8月 | マンガ/吾峠呼世晴・集英社 |
| 6 | #コンパス2.0 | 2025年5〜6月 | ゲーム |
| 7 | ダンジョン飯 | 2025年2月 | マンガ/九井諒子・KADOKAWA |
| 8 | 呪術廻戦(第2弾) | 2024年11月 | マンガ/芥見下々・集英社 |
個人の皆様へ。“推し活”のついでに、名作をまとめ読み
お目当てのコラボに足を運んだら、その作品の原作マンガを読んでから行くと、館内装飾やコラボメニューの小ネタまで何倍も楽しめます。逆に、コラボで初めて知った作品にハマるのもよくある話。気になったタイトルは、この機会にまとめ読みしてみてはいかがでしょうか。
鬼滅の刃も呪術廻戦も、全巻セットで一気に読むと世界観への没入感がまるで違います。コラボ風呂に浸かりながら、次に読む一冊を思い浮かべる。そんな過ごし方も、温浴施設ならではの贅沢です。
施設運営者の皆様へ。コラボの熱を、日常の集客につなげる
人気IPとのコラボは強力な集客装置ですが、多くは期間限定のイベントです。話題性は大きい一方で、開催のたびに版元との調整や設営コストがかかり、終われば熱も引いていきます。ここで考えたいのが、コラボが呼び込んだ「マンガ・アニメ好きの来館者」を、日常的にどう楽しませ続けるかという視点です。
スマートコミックは、施設に常設のマンガコーナーを設けることで、その受け皿をつくるサービスです。話題作から世代を超えた名作まで、客層に合わせた品揃えで棚を組めば、コラボの有無にかかわらず「またあの施設でゆっくり読みたい」という動機を生み出せます。一過性のイベントと常設のマンガコーナーは、集客の両輪として補い合う関係です。導入事例や料金プランは以下からご覧ください。
