メッシ、W杯連覇へ王手。授業をサボって夢中だった『キャプテン翼』は、世界のスターたちの原点だった【キャプ翼好き選手13人リスト】

2026年7月15日(現地時間)、FIFAワールドカップ2026の準決勝でアルゼンチンがイングランドを2-1で破り、決勝進出を決めました。55分にイングランドが先制したものの、85分にエンソ・フェルナンデス、後半アディショナルタイムにラウタロ・マルティネスが得点し、劇的な逆転勝利を収めています。2得点はいずれもリオネル・メッシのアシストから生まれた、まさにメッシが演出した勝利といえるでしょう。決勝の相手は、同じく大会を勝ち上がってきたスペインです。

メッシといえば、少年時代に日本のサッカーマンガ「キャプテン翼」を愛読していたことで知られる選手です。授業をサボってまでアニメに夢中になり、両親に叱られたというエピソードも伝わっており、主人公の大空翼と重ねて語られることも少なくありません。

実は、こうした「キャプテン翼」への愛を公言する世界的なスター選手は、メッシだけではありません。決勝で相まみえるスペイン代表にも、少年時代を「キャプテン翼」とともに過ごした名選手がいます。今回はワールドカップの話題にちなんで、世界のスター選手たちと「キャプテン翼」の関係をリサーチしました。

目次

そもそも「キャプテン翼」とは、どんな作品なのか

「キャプテン翼」は1981年に週刊少年ジャンプで連載が始まった、高橋陽一さんによるサッカーマンガです。2018年時点で単行本の累計発行部数は8000万部を突破しており、日本国内だけでなく、イタリアやフランス、スペイン、ドイツをはじめとする世界各国でアニメが放送され、翻訳出版もされてきました。

海外で盛んに放送されたのは、主に1980年代後半から1990年代にかけてです。現在40代から50代を迎える世界的なスター選手たちの多くが、ちょうど少年時代にテレビでこの作品と出会っている計算になります。作者の高橋陽一さんは、1978年にアルゼンチンで開催されたワールドカップをテレビ観戦したことが「キャプテン翼」誕生のきっかけになったと語っており、作品とワールドカップにはもともと深い縁があります。

「キャプテン翼」を愛した海外スター選手たち

リサーチしてみると、南米、欧州、アジアと国や大陸を問わず、数多くの名選手が「キャプテン翼」への愛を公言していることが分かりました。ここからは地域別に紹介していきます。

スペイン勢。イニエスタとトーレスが明かした少年時代

アンドレス・イニエスタは、選手の中でも屈指の「キャプテン翼」ファンとして知られています。2019年に京成電鉄四ツ木駅で行われたセレモニーでは、小学生の頃、朝8時ごろから放送されていたアニメを学校に行く前によく見ていたことや、劇中のプレーを真似て練習していたことを明かしました。私服で大空翼や日向小次郎のユニフォームを着用する姿もたびたび目撃されています。

フェルナンド・トーレスも「キャプテン翼のおかげでサッカーを始めた」と公言する一人です。劇中で翼とともに主人公格として活躍するゴールキーパー、若林源三のスペイン語吹替版での名前「オリベル」に憧れ、幼少期は「オリベルになりたかった」と語っています。

フランス勢。ジダン、アンリからエムバペへ受け継がれる憧れ

ジネディーヌ・ジダンとティエリ・アンリは、いずれも作者の高橋陽一さんと直接対面した際に、少年時代の思い出を共有しています。ジダンは毎朝アニメを見てから登校し、劇中の必殺技を真似て練習していたと明かしました。アンリも「キャプテン翼のおかげでサッカー選手になれた」「サッカーをしながら夢を持ち続けることの大切さを学んだ」と語っています。

世代が下ったキリアン・エムバペも例外ではありません。2018年には劇中のゴールキーパー若林源三と同じ帽子をかぶった姿が目撃され、2022年の来日時には高橋さんによるライブドローイングを最後まで見守り、自身の肖像画をプレゼントされると満面の笑みを見せました。本人も子どもの頃から見ていた大好きなアニメだと語っています。

イタリア・ドイツ勢。デルピエロ、ガットゥーゾ、エジルとポドルスキ

アレッサンドロ・デルピエロも、ジダンやイニエスタと同じく高橋さんとの対面時に少年時代の思い出を語った一人です。一方でジェンナーロ・ガットゥーゾが挙げた最も好きなキャラクターは、主人公の翼ではなく、決して目立つタイプではない石崎了でした。「顔もサッカーもイマイチだけど、仲間を想う優しさに心を打たれた」と、脇役キャラクターへの愛着を語っています。

ドイツ代表として活躍したメスト・エジルとルーカス・ポドルスキも大ファンとして知られています。エジルは大空翼、ポドルスキは日向小次郎のイラストを、それぞれ自身のレガース(すね当て)に描いてピッチに立っていたと伝えられています。

日本代表にも。中田英寿の原点

日本代表として活躍した中田英寿さんも、小学生の頃に「キャプテン翼」を読んだことがサッカーを始めるきっかけになったと語っています。海外の名選手たちだけでなく、日本の名選手にとっても、この作品が原点のひとつだったことがうかがえます。

南米にも。ネイマールとサンチェス

ブラジル代表のネイマールは、バルセロナへの加入が決まった際、主人公の大空翼と同じクラブでプレーできることを喜ぶコメントを残しています。チリ代表のアレクシス・サンチェスも作品の愛読者として名前が挙がっており、南米の選手たちにとっても「キャプテン翼」は身近な存在だったようです。こうして見ると、「キャプテン翼」は国や大陸を問わず、サッカー少年たちの憧れであり続けてきたことが分かります。

「キャプテン翼」を愛した海外スター選手 一覧

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No.選手名ポジションエピソード
1リオネル・メッシアルゼンチンFW少年時代に愛読、大空翼と重ねて語られる
2アンドレス・イニエスタスペインMF登校前に毎朝アニメを鑑賞、翼や日向のユニフォームを私服で着用
3フェルナンド・トーレススペインFW「オリベルになりたかった」とサッカーを始めるきっかけに
4ジネディーヌ・ジダンフランスMF劇中の必殺技を毎朝練習
5ティエリ・アンリフランスFW「キャプテン翼のおかげでサッカー選手になれた」と発言
6キリアン・エムバペフランスFW若林源三と同じ帽子を着用、高橋さんから肖像画を贈られる
7アレッサンドロ・デルピエロイタリアFW高橋陽一さんとの対面で少年時代の思い出を共有
8ジェンナーロ・ガットゥーゾイタリアMF最も好きなキャラクターは石崎了
9メスト・エジルドイツMFレガースに大空翼のイラスト
10ルーカス・ポドルスキドイツFWレガースに日向小次郎のイラスト
11中田英寿日本MF小学生時代の愛読がサッカーを始めるきっかけに
12ネイマールブラジルFWバルセロナ加入時に大空翼と同クラブになれることを喜ぶコメント
13アレクシス・サンチェスチリFW南米の愛読者として名前が挙がる

こうして並べてみると、ワールドカップの舞台に立つような選手の中に、必ずと言っていいほど「キャプテン翼」ファンがいることが分かります。一人の漫画家が生み出した物語が、数十年をかけて世界のトップ選手たちの原点になってきたのは興味深い事実です。

個人の皆様へ。少年時代の憧れをもう一度読み返してみませんか

数々の名選手を育てた「キャプテン翼」は、今読み返しても色褪せない熱量を持つ作品です。ワールドカップの決勝に向けて盛り上がるこの時期に、大空翼たちの物語にあらためて触れてみるのも良いかもしれません。

施設運営者の皆様へ。ワールドカップの話題を、来店のきっかけに

ワールドカップの盛り上がりは、サウナや温浴施設、ホテルなど幅広い施設にとっても、集客のきっかけになり得ます。「メッシが愛したキャプテン翼」のように話題性のあるマンガを館内に置くことで、大会期間中の来店をそのまま滞在時間の延長につなげる仕掛けをつくることができます。スマートコミックでは、こうした話題作を含む幅広いラインナップを、施設の規模やお客様の層に合わせてご提案しています。

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