メイク題材の『ブレス』がなにわ男子・大西流星主演でドラマ化! Prime Videoで世界配信されるマンガ実写はどれだけある?

園山ゆきのさんのマンガ『ブレス』の実写ドラマ化が発表されました。主演はなにわ男子の大西流星さんで、2027年春にPrime Videoで世界独占配信される予定です。メイクアップアーティストを目指す男子高校生という役どころに、コスメ好きとして知られる大西さんが挑む配役も話題を集めています。

今回の発表で注目したいのが「Prime Videoで世界独占配信」という言葉です。マンガの実写ドラマといえば、少し前まではテレビ局の連続ドラマが定番でした。ところがここ数年、NetflixやDisney+、Prime Videoといった配信サービスを主戦場にしたマンガ実写が次々と生まれ、世界中に届けられています。『ブレス』はその最新の一作といえます。この記事では、ドラマ化の発表内容と原作の魅力を紹介したうえで、配信発のマンガ実写ドラマがどれだけ広がってきたのかを整理します。

目次

『ブレス』ドラマ化の発表内容と原作の魅力

大西流星がメイクを学んでから撮影に挑んだ

コミックナタリーの報道によると、大西流星さんが演じるのは主人公の宇田川アイアです。コスメ好きで知られる大西さんは、役作りのためにクランクイン前から資生堂が運営するヘアメイクスクール「SABFA」に通い、プロのメイクアップアーティストの所作や知識を学んでから撮影に入ったそうです。

さらにドラマには、資生堂トップヘアメイクアップアーティストの進藤郁子さんがメイク監修として参加しています。メイクを題材にした作品だけに、手元の説得力まで作り込む本気度が伝わってきます。あわせて公開されたティザービジュアルでは、メイクブラシを口にくわえて自身の目元にメイクを施すアイアの姿が描かれ、原作者の園山さんからはアイアと純が笑顔で並ぶ描き下ろしイラストも到着しました。

原作は「メイク」を正面から描いた青春マンガ

原作の『ブレス』は、メイクアップアーティストになる夢を持つ元モデルの男子高校生・宇田川アイアと、モデルへの憧れを抱く内気な少女・炭崎純のふたりを描く青春ストーリーです。ふたりが学園祭のコンテストに出場したことをきっかけに、互いの夢へ向かって挫折を繰り返しながら成長していきます。現在は月刊少年シリウス(講談社)で連載中で、単行本の最新9巻が2026年10月8日に発売予定です。

そして『ブレス』は2027年にアニメ化も決定しています。つまり来年は、アニメと実写ドラマがほぼ同時期に走る「W映像化」の年になります。ひとつの作品をアニメと実写の両輪で展開する手法は、2024年にアニメ第2期と実写ドラマ・映画が並走した『【推しの子】』でも大きな話題になりました。講談社の少年マンガとしては異色の題材だった「メイク」が、いまや映像業界の総力戦で描かれるまでになったわけです。

マンガ実写ドラマの主戦場は配信サービスへ

それでは、配信サービスを起点にしたマンガ実写ドラマにはどんな作品があるのでしょうか。ここ数年の代表例を配信サービスごとに振り返ります。

Netflixは『今際の国のアリス』から『ONE PIECE』へ

配信発マンガ実写の流れを決定づけたのはNetflixです。麻生羽呂さん原作の『今際の国のアリス』は2020年の配信開始から世界的にヒットし、2025年9月25日にはシーズン3が配信されました。日本の実写シリーズがシーズン3まで続くのはNetflixでは史上初のことです。

2023年8月に配信された実写版『ONE PIECE』も世界的な成功を収め、シーズン2「INTO THE GRANDLINE」が2026年3月10日から世界独占配信されています。同じく2023年12月には『幽☆遊☆白書』も実写化されました。ジャンプの看板級の作品が、テレビ局ではなく配信サービスで実写になる時代です。

Prime VideoとDisney+も実績を積み上げている

Prime Videoでは、かわぐちかいじさん原作の『沈黙の艦隊』が2023年の劇場版を経て2024年2月に連続ドラマ化されました。2024年11月には『【推しの子】』の実写ドラマが配信され、翌月には劇場版も公開されています。Disney+でも二宮正明さん原作の『ガンニバル』が2022年12月に配信され、2025年3月のシーズン2まで続きました。

配信の強みは、公開と同時に世界中へ届くことです。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が公開1周年の9月19日からPrime Videoで見放題独占配信されるように、劇場作品の受け皿としても配信の存在感は増しています。この動きは劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の配信ニュースの記事でも紹介しました。『ブレス』の「世界独占配信」も、この流れの延長線上にあります。

配信発の主なマンガ実写ドラマ一覧

ここまでに登場した作品を一覧にまとめます。実写映画のほうの広がりは実写映画『ブルーロック』の記事で整理しているので、あわせてご覧ください。

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No.作品名配信サービス配信開始備考
1今際の国のアリスNetflix2020年12月2025年9月にシーズン3。日本実写初のシーズン3到達
2ガンニバルDisney+2022年12月2025年3月にシーズン2を配信
3ONE PIECENetflix2023年8月2026年3月10日からシーズン2を世界独占配信
4幽☆遊☆白書Netflix2023年12月冨樫義博作品の実写シリーズ化
5沈黙の艦隊Prime Video2024年2月2023年の劇場版から連続ドラマへ展開
6【推しの子】Prime Video2024年11月ドラマ配信の翌月に劇場版も公開。アニメ2期と同年
7ブレスPrime Video2027年春予定大西流星主演で世界独占配信。2027年アニメ化も決定

配信開始を待つあいだに原作を読んでおくという楽しみ方

実写ドラマは映像化の過程でオリジナルの要素が加わることも多く、原作を先に読んでおくと「ここをこう演じるのか」という答え合わせの楽しみが生まれます。『ブレス』の配信は2027年春とまだ先ですから、いまのうちに原作を追いかけておくのがおすすめです。

一覧で紹介した作品は、当店のECサイトで全巻セットを取り扱っています。気になる作品があればチェックしてみてください。

映像化ラッシュの話題を施設の本棚に生かすには

配信サービスの実写化は、テレビドラマ以上に長い期間にわたって話題が続くのが特徴です。世界配信で新しいファンが生まれ、シーズン更新のたびに原作へ関心が戻ってきます。ホテルや温浴施設、ネットカフェなどのマンガコーナーに映像化作品の原作を揃えておけば、「配信で観たあの作品を原作で読みたい」というお客様の滞在時間を自然に延ばせます。

スマートコミックは、法人・店舗向けにコミックレンタルサービスを提供しています。話題の映像化作品を含めた選書のご相談も可能ですので、マンガコーナーの導入や入れ替えを検討されている施設運営者の方は、お気軽にお問い合わせください。

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