温泉、銭湯、スーパー銭湯と、お風呂にもさまざまな種類がありますが、何が違うのかと言われると明確な答えを出せる方は少ないのではないでしょうか。 そこでこの記事では、温泉、銭湯、スーパー銭湯の具体的な違いについて解説していきます。 温泉と銭湯の違いについてそれでは早速、温泉と銭湯の違いについて解説していきます。違いを知るうえで、まずはそれぞれの定義から説明します。 温泉とは温泉は1948年(昭和23年)に公布された「温泉法」で定義が決められています。その内容として、源泉から湧き出たときの水温が25℃以上であること、または25℃以下でも指定された物質(成分)が一定量以上含まれていること、というのが温泉であることの定義です。 上記の内容から、冷たくても特定の成分が一定以上あれば「温泉」と名乗ることが可能です。さらに温泉であることの決まりとして、有料・無料の区別がないという点も特徴です。 温泉法は温泉を定義づける役割としてだけでなく、温泉を保護することも目的の一つとしています。温泉施設の経営者は、温泉の掘削・増掘、採取などを行うには、都道府県知事からの許可を得る必要があります。これらは、温泉ではないのに温泉と偽っていた施設運営をしていた業者が過去にいたことから、温泉分析書の提出が義務化されるなど、厳正に取り決められています。 銭湯とは銭湯は温泉と違い、特化した法律というものがありません。ただし、貯湯槽に注入されてからの温泉水については、衛生管理という側面から、銭湯含むその他の浴場とあわせて、「公衆浴場法」という法律によって定義づけられています。 公衆浴場法では、公衆浴場は大きく2種類に分けられています。1つ目は「一般公衆浴場」です。日常生活の中で保健衛生上必要なもの、利用料金が地域ごとに物価を踏まえて決められているものを指します。一般的な銭湯はこちらに該当します。 銭湯は一定以上、数を増やしすぎないように定められています。また、水道料金や税制上の優遇措置もあります。これらは銭湯が住民の衛生環境を守ることを目的としている側面があるため、保護されるべき対象となっているというところです。 そして、公衆浴場法にて定義づけられている2つ目として「その他の公衆浴場」という分類があります。その中には、休養や保養を目的とした健康ランドやヘルスセンター型のもの、工場等に設置されている福利厚生のための浴場、サウナ、個室付き公衆浴場等が該当します。 ちなみにですが、ホテル・旅館などの宿泊施設にある浴場は、旅館業法で管理されているので、公衆浴場法の適用外となっています。 温泉と銭湯の違いのまとめ温泉には、成分や温度が定められていますが、料金についての定めはありません。一方銭湯は、住民の衛生環境を守るという役割を担っており料金の取り決めもありますが、成分についての定めはありません。 ※ただし、衛生管理や健康上の理由で、使用する水質についての取り決めはしっかりされています。 まとめると、それぞれ背景にある法律が違い、それによって定義が大きく異なるという点が最大の違いではないでしょうか。 銭湯とスーパー銭湯は何が違う?スーパー銭湯は銭湯と同じ「公衆浴場法」の範囲に定義づけられています。ただし銭湯は、「一般公衆浴場」に該当しますが、スーパー銭湯は、娯楽施設としての要素が強いので、「その他の公衆浴場」に分類されます。そのため金額の規定はなく、施設ごとに利用料金を決めています。 また、スーパー銭湯にも温泉のお湯を使っている施設があります。そういった施設には、たとえ運んできたとしても成分や温度が「温泉法」の定義に即していれば、温泉施設として名乗ってもいいことになっています。 温泉・銭湯・スーパー銭湯の違いまとめ温泉・銭湯・スーパー銭湯の違いについておわかりいただけましたでしょうか。 改めてまとめると、地域住民が日常的に使う銭湯は、価格的に守られた場所であり、成分等の規定はありません。一方、温泉とスーパー銭湯はどちらかというと休養や娯楽を目的としている場合が多いので、金額の規制がなく、温泉には温度や成分に規定がある、といったところでしょうか。 違いを理解したうえで、それぞれのお風呂に入るとまた違った楽しみ方が見えてくるかもしれませんね。 温泉・銭湯・スーパー銭湯にあるとうれしい漫画コーナー!温泉・銭湯・スーパー銭湯を運営する側としては、来てくださったお客様にはとことん満足して帰ってもらいたいですよね。そこで温浴施設様に人気なのが、漫画コーナーの設置です。 すでに導入している施設様も多数ございますが、温浴施設と漫画コーナーの相性は抜群です! ご来館になるお客様はリラックスすることを目的としているので、ゆっくりお風呂に浸かった後、休憩がてら漫画を読みたい!というお声は間違いなくございます。 ただ、漫画を用意しようと思っても「何を買ったらいいのかわからない」「管理が大変そう」「初期費用がかかるのが嫌だ」などいろいろとお悩みが出てくるかと思います。 そこでおすすめなのが、漫画レンタルサービス『スマートコミック』の利用です!
スマートコミックとはスマートコミックとは店舗向けコミックレンタルサービスであり、お店にマンガコーナーの設置を考えている方におすすめです。100冊月額3,000円からご提供しており、ご利用冊数に応じて価格はお安くさせていただいております。 また、スマートコミックはただ漫画をお貸し出しするだけでなく、下記のようなお得な特典も盛りだくさんです! - 無料商品交換
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