日々忙しさに追われる現代人ですが、そんな中で知らぬ間にいろいろと犠牲にしているものです。 読みかけの本、観たい映画、友人との飲み会なども忙しい仕事のせいで手がつけられないでいるのが現代人なのかもしれませんね。仕事だけは何があっても休めない、自分がやらなければ……そうやって身体や心を壊してしまう人も増えています。 今回ご紹介する『やさしいヒカリ』は、ブラック企業から離島に移住した主人公が、大切な経験を重ねていくハートフルな物語です。 友人のツテで離島へ過労で倒れた青年・三宅は、友人の実家があるという離島へ引っ越し、新しくできる簡易郵便局の局長を任されることになりました。隣はカフェで、高齢のオーナーが三宅に部屋を貸してくれたり食事を出してくれたりと、家族のように接してくれます。 そこには日和子(ひよこ)という女子高生が一緒に住んでいて、郵便配達のアルバイトもしています。 今までずっと何かに追われるように生きてきた三宅は、離島でのゆったりした暮らしの中で、さまざまなものに注目し、改めてありがたさを感じたりするのでした。 雨上がりにかかった虹、花の香り……これまで何ひとつじっくり味わってこなかったことに気付くのです。 「三宅くんは間違ってなんかない」ブラック企業で過労で倒れるまで働いていた三宅は、自己肯定感が低いようです。「俺なんかがいいのかな」という気持ちを持っていて、自分ではその持ち前の優しさや努力家なところ、決断力などには気付きません。 しかし日和子と一緒に過ごすことで、「三宅くんはすごいね」と言われたり、「三宅くんの代わりはたくさんいるよ」と諭されたりもします。 高校生なのにしっかりしている日和子は、生まれた時に母親を亡くしていて、父親とも年に数回しか会わないという関係。 三宅は気になりますが、果たして自分がそんなことまで聞いてもいいのかと迷います。それでも日和子は彼の人柄を信じ、「三宅くんは間違ってなんかない」と言ってくれるのです。 そのことに三宅はどれだけ救われたことでしょう。 いつか忘れるくらいなら離島には大学はありません。日和子も受験など考えてもいませんでしたが、ひょんなことから東京にオープンキャンパスを見に行くことに。 そこで写真というものと出会い、心は大学受験に向かいますが、合格すれば離島では暮らせなくなります。どうせ忘れられるなら、これ以上思い出は作りたくない。そう考えてしまうのでした。 三宅の東京の友人がいい感じで絡んできて、的確なアドバイスをしてくれるのが良いですね。それに、日和子の祖父や叔母もとても良くしてくれます。それが日和子には辛かったのでしょう。 複雑な思いで大学受験をする日和子は……? そして微妙な心情になる三宅は……? 温かな気持ちが随所に散りばめられ、大切なことに気付かせてくれる本作は、弱った心のサプリメントとしても効用を発揮することでしょう。 『やさしいヒカリ』も店舗向け漫画リース「スマートコミック」でレンタル可能!店舗向けコミックレンタルサービス「スマートコミック」は、漫画コーナーを作りたいお店様へコミックの貸出・リースを行っています。 すべて料金内で付いてくる! 「スマートコミック」のうれしいポイント
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