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TOP > スタッフブログ > 2021/05/15

天使が与えるのは幸か不幸か!? 『プラチナエンド』で神を決める!

大ヒットしてアニメ化・実写化もされた『DEATH NOTE』や『バクマン。』のコンビが贈る最新作!
神・天使と人間を中心にすえた物語の『プラチナエンド』が、とうとう最終回を迎えました。天使がついた「神」候補13名の戦いを描くファンタジーです。

まずは本作特有の設定を簡単に説明しましょう。

  • 神候補に選ばれる人間は、生きる希望をなくした者や生きる意味を見いだせない者。
  • 13羽の天使が選んだ13名の人間の中から神となる者を選ぶ。期限は999日。
  • ついた天使の階級によって、人間に渡せる道具が決まっている。
    特級:翼、赤の矢、白の矢
    1級:翼、赤の矢
    2級:翼 or 赤の矢

翼はものすごく速く飛べるので、矢を当てられない。人間には見えない。
赤の矢は33日間、人に自分を愛させることができる。
白の矢は当たると即死。
こういう緻密なルール設定は『DEATH NOTE』を思い出させますね。

さて物語は、自殺を試みた少年・架橋 明日(かけはし みらい)を特級天使のナッセが救ったことから始まります。幼い頃に事故で家族を亡くしたミライは生きていても仕方がないと思っていました。
しかし、頑張って同じ高校を受けた花籠 咲(はなかご さき)と思いがけず関わるようになります。

咲についた天使は2級天使のルベル。なので赤の矢しか持っていません。
そんな時、「メトロポリマン」という特撮ヒーローの戦闘服に身を包んだ神候補が出現。彼はどうもすべての神候補を殺して自分が神になるつもりのようです。

バトルや駆け引きなどが緻密に描かれ、安定した画力にもうっとりさせられます。
ミライと咲は連携して戦うことにしますが、そこへ突然「仲間に入れてくれ」とオッサンの六階堂(むかいどう)が現れます。
個人的にはこのオッサンが推しですね。彼はステージIVの癌を患っている中、家族のことを思ってメトロポリマン抹殺を計画しているのです。

前半はメトロポリマンと他の神候補との心理戦が多いですが、中盤では子供に振り回れされ、後半はノーベル賞受賞者ですが破綻した天才タイプの米田との戦いとなります。
神は存在するのか? それは米田の論ずる偽の神(クリーチャー)ではないのか? 死んだ後にはどうなるのか?
そんな哲学的な問答も交わされながら、物語はドラマチックに展開していきます。

最終的に神になるのが誰なのかは読んで確認していただくとして、本作の多彩な設定を生かした面白さを体感してみてください。ちょくちょく図解が入るので、人と天使の整理もできますよ。
六階堂がアパレル関係の仕事をしていたせいで、ミライと咲のコスチュームはやたらカッコいいです!

いろいろ小さな気づきもありつつ、読みながら「人間とは」「神とは」「生きることとは」と考えさせられます。天使が与えた道具をどう使うかによって、キャラクターたちの人柄も浮き彫りにされるでしょう。
ネタバレを避けるため詳しく言えませんが、結局ミライが最終的に見いだした「希望」は人間としてごく当たり前のことでした。
今の環境に不平不満をこぼす前に、今自分がいかに幸せなのかを考えたくなるお話です。




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