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TOP > スタッフブログ > 2021/07/28

ホテル業界におけるOTAとは?

最近ホテルや航空券を予約するときに多くの人が利用しているのが、インターネット上だけで取引を行う旅行会社のOTAです。スマホの普及率が高まっている現代において、旅行を計画したときに必ず利用すると言っても過言ではありません。

それに伴って登録しているホテルや旅館の数も増加傾向にあり、利用者にとっては簡単に比較ができたり、安い料金で利用できるといったとても魅力的なシステムだと言えます。

ですが、ホテル側にとってはOTAだと手数料がかかったり思うようなPRができなかったりといったデメリットもあるので、OTAだけでなく自社のWEBサイトでの予約ルートを確立しておくなどしっかりと考慮してから取り入れるか決めるようにしましょう。

今回はホテル業界におけるOTAについて、その特徴、今後のホテル業界の課題など詳しく解説していきます。

ホテル・観光業界におけるOTAとは?

OTAとは「Online Travel Agent」の略称で、オンライン上でホテルの予約や航空券の予約、オプショナルツアーの予約ができるサイトのことです。「オンライン旅行会社」とも呼ばれます。OTAは2015年から2017年にかけて飛躍的に販売実績を上げており、実店舗を持つ旅行代理店の約3倍以上の売上を出しています。

ホテルがOTAを活用するメリットは、時間や場所を選ばずにインターネットを通して予約を受け付けられる点です。さらに海外OTAを活用すれば多言語対応も容易になり、国内外のユーザーからの認知度が高まることも大きなメリットです。

デメリットとしては、競合が増えることにより価格競争に発展してしまうことが懸念されています。また予約成立時にコミッション(手数料)を払わなければいけないため、予約件数や利益率などを考慮して利用するか検討していく必要も出てくるでしょう。

OTAの特徴は実店舗を持たないこと

国内OTAで有名なサイトと言えば、楽天トラベルやじゃらん、るるぶトラベル、一休.comなどが挙げられます。また、海外OTAとしてはBooking.com(ブッキングドットコム)やExpedia(エクスペディア)などが有名です。いずれも実店舗を持たずオンライン上のみの取引ですべて完結できることが特徴です。

OTAは、サイトに登録すれば検索から宿泊施設の比較、予約、支払いの手続き、チェックインまでスマホだけあればできてしまうという便利さが人気の理由でもあります。

OTAは世界的にも利用者数が多く、中国に至っては90%以上がOTAを利用しているというデータも出ています。OTAの利用者数が増加している背景にはスマホの普及率が関係していて、手軽に利用できるようになったのが理由です。

従来型の旅行会社はTTAとも呼ぶ

よく実店舗を持つ旅行代理店がオンライン上で取引販売していることもありますが、このような場合はOTAに含まれません。

実店舗を持ち、対面での旅行商品の販売を行う従来型の旅行会社のことを「TTA(Traditional Travel Agent)」と呼び、日本で有名な旅行会社では、JTBやHIS、日本旅行などが挙げられます。

OTAの急成長や新型コロナウイルスの影響により、TTAの需要は少なくなっており、大手旅行会社のJTBでは、2021年度までに国内店舗の25%を削減してオンライン販売に移行していく方針を固めていると報じられています。

このような旅行業界の大きな変化は、この業界で働いている人にも影響していて、今後はOTAに必要なITの知識やスキルを求められるようになっていくことが予想されます。コロナが収束すれば、日本はさらに外国人旅行客が増えていくことも想定されているので、ますますOTAの需要が高まっていくことでしょう。

OTAは手数料(コミッション)がかかる

OTAを活用することにより予約増が期待できますが、OTAのデメリットで述べた通りOTAの利用には手数料がかかります。

現代ではOTAを利用して宿泊施設を探す方が多いため、OTAを活用すればプロモーションという面では大きな成果を出すことができるかもしれません。ですが予約数が多くなるとともに支払わなければいけない手数料が高額になったり、今後低価格競争が発生した場合、利益率が低くなるということも懸念されています。

さらに、希望通り細かなところまでは宣伝してくれなかったりと、不満が出る場合もあるので、一時的な集客には寄与しても、根本的な経営改善に利用することは難しいかもしれません。そこでOTAを有効に活用しながらも、情報が充実した自社WEBサイトを作ることが大切になってきます。

OTAをやっているから安心というわけではなく、どれくらいの利益が得られるか、どれくらい効果が出ているかなどきちんと考えたうえで利用していくことが必要かもしれません。

自社WEBサイト予約への誘導がホテル業界の課題

ここ最近の顧客の流れからして、OTAで検索したあとに宿泊施設のホームページを確認するという方が多く、そこで魅力や細かな情報を提示することで顧客獲得率がグッと高くなるのです。

さらに自社サイトで予約してもらえれば、OTAに手数料を支払わずに済むため利益を上げることができます。今後のホテル業界の課題として自社WEBサイトでの予約がどれくらいとれるかということが重要になってくるといってもいいでしょう。

OTAを活用して自社サイトで予約してもらうためには、いくつかの工夫が必要になってきます。

OTAサイトでは予約するとポイントが貯まったり、一泊無料になるなどさまざまなサービスがあるため、これに負けないサービスを打ち出さないと自社サイトで予約してもらえる確率が低くなってしまうのです。

自社サイトで予約してもらうための秘策としては、最低価格保証を打ち出したり、海外の方も利用できるように言語対応に力を取り入れるなど、人々のニーズに応えた対策が必要です。

また、リピーターを増やすために会員制などのシステムを導入すると、売上の安定につなげることができ、OTAの力を借りなくても直接予約を増やしていくことができるようになるでしょう。

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