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TOP > スタッフブログ > 2020/12/21

この関係を何と呼ぶ?
『私の少年』は人間同士の関わり合い!

2020年9月レンタルランキング146位

「おねショタ」というジャンルをご存知でしょうか?
文字通り、年上女子(お姉さん)と少年(ショタ)を組み合わせた造語で、主にラブコメなどで両者が絡む作品を指すジャンルです。

今回紹介する『私の少年』は、見た感じは「おねショタ」と呼べるのですが、非常に展開がシリアス。「おねショタ」にありがちな、生意気な子どもにお姉さんが振り回されるようなイケイケ物語ではありません。

主人公の聡子は30歳のOL。ある日、聡子が夜の公園で偶然で出会った美少年は、12歳の小学生でした。少年・真修(ましゅう)はサッカーの練習がしたくて夜の公園で一人でいた模様。しかし聡子の目からすると、遅い時間まで小学生が家に帰らず、服も毎日同じものを着ていれば、「おや?」となるのは当然ではないでしょうか? 家庭環境が心配されますが、後になって母親が亡くなっていること、父親が仕事で忙しくかまってもらえないことが判明します。

そんな真修が気になった聡子は、金曜日の晩にサッカーの練習に付き合うと提案します。かつてフットサルをやっていたので、小学生に教える程度のことならできると思ったのでしょう。聡子と真修は毎週その日を楽しみにしながら過ごします。しかしふと聡子は思うのです。

身内でもなければ恋人でもない、この関係は何と呼ぶのだろう──と。

一方素直で優しい真修は、聡子に非常に懐いています。きっと大人にそんなふうにされたことがなかったのでしょう。ただ、この親子に近いほど年齢が離れた2人を「奇妙な関係」だとか「不適切な関係」と思う人は多くいるわけです。

真修が中学生になった頃、女子と一緒に買い物をしていると「付き合ってるんじゃね?」とクラスメイトに言われます。真修はその女の子に言います。「どうして女の子同士とか男同士なら友だちで済むのに、男女だといちいち説明しなくちゃいけないんだろう」と。

聡子が真修に抱く感情は、母性なのか、庇護欲なのか、自己肯定感なのか。
真修が聡子に抱く感情は、大人への信頼なのか、優しい人への無防備さなのか、恋愛感情なのか。
お互いに自分の周囲の人に「おかしい」と言われたりしても、会いたい気持ちはどうしようもない。
けれどこの感情が何なのかわからない……。

聡子は未成年の真修に対して自然に行っていることが、実は法に触れているのではないかという考えも持っています。いくら彼自身が承諾したからと言っても、相手はまだ子ども。分別がつかないのをいいことに……ととらえられても仕方がないでしょう。

少し前に最終巻となる第9巻が発売され、2人の関係には一応の終止符が打たれました。このラストを読者がどう感じるかは、意見の分かれるところかも知れません。できれば真修が成人した後の物語などを見てみたいですね。柔らかいタッチの優しい絵と、超絶美少年~美形男子になる真修が尊いです。

異性同士が2人きりでいるだけで、いらぬ詮索をする人にはなりたくないですね。たとえ年の差や立場の違いがあれども、優しく見守ってあげたくなります。聡子の前ではワンコのようになる真修が超カワイイので、これだけでも一見の価値アリ!ですよ。




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