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TOP > スタッフブログ > 2020/11/09

人類の存亡を賭けた熱きドリームバトル!
『終末のワルキューレ』

2020年9月レンタルランキング41位

みなさんは神話や歴史上の有名な登場人物たちが一堂に会して戦う、『Fate』系の作品は好きでしょうか?

私は大好きで、漫画だと『ドリフターズ』『衛府の七忍』なんかも愛読しています。 本来なら絶対に出会うことすらない、あんなキャラとこんなキャラが、同じ舞台でガンガン死闘を繰り広げる夢の共演が最高ですよね。

今回はそんなジャンル内でもトップクラスに盛り上がっている人気作『終末のワルキューレ』をご紹介させてください!


物語の発端は全世界の神々が集結して開かれる、千年に一度の大会議。 「最近の人類は堕落してるから滅亡させたほうが良いんじゃない?」と町内会みたいなノリで、あっさり私たち人類の終焉が決まりかけます。

そこで唯一「待った」をかけたのが北欧神話でおなじみ、神と人との間をつなぐ戦乙女(ワルキューレ)、その長女であるブリュンヒルデ。 人類に愛着がある彼女はすぐに滅ぼすのではなく、「神 vs 人のタイマン勝負で人類の存亡を決めましょう」と持ちかけます。 下等な存在ごときがワシらに勝てるわけない、と神々はこのトンデモない提案を了承。

かくして選ばれた神々の代表13柱 vs 人類史上の英傑代表13人が激突する最終戦争(ラグナロク)が勃発するのです――。

ストーリーはこれでほぼ全部というくらい超絶シンプル。 あとは神が用意した円形闘技場で壮絶なバトル! バトル! バトルが続きます!

なんと言っても本作で一番楽しいのは、最高神ゼウスや雷神トールといった超メジャーな神々を倒すべく選ばれた、人類側の戦士たちの絶妙なチョイスと個性づけでしょう。

三国志最強の英雄・呂布、江戸の無類力士・雷電など納得の武人だけでなく、最初の人間・アダムや謎の殺人鬼・切り裂きジャックといった「どう考えてもタイマン勝負に向かないだろ」的なキャラまで濃いメンツがずらりと13人! この個性派メンバーで最低でも7勝して勝ち越さないと、人類が滅ぼされるのだから大変です。

召喚された人類代表たちは生身のため、彼らに肩入れするワルキューレ13姉妹がそれぞれ「神をも殺せる武器」に変身して協力します。これまた呂布の方天戟は当然として、なぜかアダムは不良少年が使ってそうなメリケンサック(!)というぶっ飛び具合。

作者のセンスが光るのは武器選びだけじゃありません。 たくさんの記録が残っている英雄ならともかく、史実では正体が特定できていない切り裂きジャックすらも、不足している情報量を想像力でカバー。 魅力的なキャラクターとして描き切ることに成功しています。

個人的に、この切り裂きジャック vs ヘラクレスとの死闘が現時点のベストバウトだと思っていますが、呂布とトールの真っ向パワー勝負も非常に燃えましたし、まさに全試合がクライマックスという感じですね。

ちなみに『Fate』を含めた英雄集結モノの作品って、歴史について予備知識があったほうが楽しめるものですが、本作はあまりその点が気になりません。

先に例として挙げた切り裂きジャックもそうですが、作者のオリジナリティがキャラクターに強く反映されているため、小難しいことを考えず頭をからっぽにして読めるんです。 「あまり元ネタに引っ張られず、とにかくこの作品を楽しんでくれ!」という作者側のストレートな自信が伝わってきそうですね。

もしも最強の人類と神々が本気でケンカしたらどうなるか?という子どものような疑問をうまく設定として練り上げ、躍動感ある作画、一度見たら忘れないほど濃厚なキャラの個性、何が起こるかまったく予想させない驚きのストーリー展開まで、さすが大人気作だけあって文句なしの完成度。

とにかくスカッとしたい、バリバリに勢いがある直球ド真ん中のアクションエンタメを味わいたいという人には、今ならこの『終末のワルキューレ』を第一候補として推しまくらせてほしいです!



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