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TOP > スタッフブログ > 2020/07/10

その小鬼、凶暴につき……!
激アツの土俵ストーリー『火ノ丸相撲』

皆さん、鍛えた肉体がバチバチぶつかり合う格闘技漫画は好きですか? 私は『グラップラー刃牙』『修羅の門』あたりを読みふけって育った世代なので大好きです。

今回は個人的に、最近出会った中でダントツおすすめな熱血相撲ロマン『火ノ丸相撲』を紹介したいと思います!


主人公の潮 火ノ丸(うしお ひのまる)は、自分を「ワシ」と呼ぶ古風なしゃべり方の高校一年生。将来の横綱を目指して高校の弱小相撲部に入部してくるところから物語が始まるのですが、彼の身長は15歳にもなって150センチそこそこ。

小学校時代に全国を制して、国宝の名刀「鬼丸国綱」にたとえられる力士だった火ノ丸ですが、中学校で身長の伸びが止まって勝てなくなり挫折。それでも体格差のハンデを埋めるため、全身が傷だらけで筋肉の鎧と化すほど人知れず猛稽古を続け、無名の力士として高校相撲界で再デビューを果たすわけです。

その取組スタイルは、相手と真正面から勝負する“横綱相撲”! どんな巨漢にも強いハートと磨き抜いた技で挑み、彼を忘れていた周囲の者たちも少しずつ「あの鬼丸国綱が帰ってきた」と注目しはじめます。

強烈な下手投げの「鬼車」、その鬼車に左下手捻りを加えた複合技「百鬼薙ぎ」など、見開きの大ゴマを贅沢に使って描写される必殺技のシーンは圧巻。連載デビュー作とは思えないほど高い画力も手伝って、血がたぎる熱戦が繰り広げられます。

そんな熱気に巻き込まれた弱小相撲部のメンバーたちも奮起して、強豪ひしめくインターハイでは火ノ丸の率いる相撲部が台風の目に。まさに努力・友情・勝利のすべてが詰まったハイレベルな青春相撲ストーリーから目が離せません。


このTVアニメ化された第一部だけでも十分満足なのですが、実は原作コミックには第二部として「大相撲編」があって、こちらもまた猛烈にアツいんです!

学生時代に全国で活躍したおかげで、幕下付出という制度を利用して低身長でもプロ入りできた火ノ丸。インターハイで競い合った「国宝世代」と呼ばれるライバルたちも次々とプロになり、大相撲の世界を舞台に新たな戦いが始まります。

そこでの目標は、史上最強横綱・刃皇を打ち倒すこと。鬼丸国綱と呼ばれた火ノ丸だけでなく、草薙剣、童子切安綱など名刀にたとえられた学生相撲の天才児たちが束になっても跳ねのける刃皇に対し、どう挑むのか? 力士に必要な心技体のすべてを注いでも足りないとわかったとき、火ノ丸は何を拠りどころに戦うのか?

ネタバレになるので言いませんが(ほんとは言いたい)、大興奮まちがいなしの大相撲編もとにかく読んでほしい!


格闘技漫画ジャンルは1980~90年代にかけてひとつのピークを迎え、以後はややおとなしめな作品が増えてきたと感じていましたが、『火ノ丸相撲』は文句なしの近年まれに見る大当たりです。

全28巻という長編ボリュームながら、時間を忘れて一気に読んでしまえるほどの巨大な熱量。挫折や劣等感といったマイナスの感情も描きつつ、あくまで爽やかでスッキリした読後感。

相撲にかぎらずスポーツや格闘技が好きなら、ぜひとも本棚に揃えてほしい傑作だと保証しますよ!



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